リウマトレックスが必要な患者もいるようです。
00様 こんにちは (有)文隣堂あつみ薬局 渥美光廣です。
5月は天候不順が続きましたが、この2~3日は気持ちの良い天候です。
昨日は往復2時間かけて歩いて、平塚市にあるバラ園をみてきました。
知らない道を歩いたので、ここはどこ 私は誰?の認知症患者の不安な気持ちを味わいました。
見覚えのない道を勘を頼りに歩き続け少し遠回りしたようです。
ようやくバラ園につき見事なバラ園のベンチで、途中で買ったビールとサンドイッチとおにぎりを食べました。
先週の日曜日に、車でバラ園にきたら入園待ちの車の列で引き返しました。
バラ園まで往復2時間歩いた翌日の今朝は毎朝のジョギングで、右ふくらはぎの頑固に続く筋の痛みがとれていることに気づきました。
毎朝軽く走るせいか?足のふくらはぎの中の筋に軽い痛みが生じて長く治らない状態が続いていました。
ゆるやかな運動を続けていると血流が回復して炎症を治すメカニズムが生じます。
長時間のバラ園までの歩行は、それを証明したような出来事でした。通常は片道50分余りで着く場所です。
漢方薬だけでは固まったスジ・関節の痛みは、なかなか治らないのです。回復には軽い爽やかな運動が必要です。
以前のように、毎晩毎晩 ゆっくり長く泳いでリウマチを治してみてください。
また、プールでの他人とのなにげない挨拶・会話も心を和ませ運動の継続による回復に有用です。
さて、CRPが1.7に上昇しているのは、痛みのストレスやリウマチ・強皮症の疑いによる間質性肺炎を心配するストレスが強いようです。
定年退職前後は、だれでも知らないうちにストレスを感じます。
私も15年前、父が心筋梗塞で入院中に、昼食を食べると突然食道に食べ物がつかえてとても苦しい思いを5~6回経験しました。
ご存じのように食道の動きでは、逆立ちしてもラーメンが食べられるような機能を持ち、宗気(そうき・・胸中の気。胸中の気の集まる所を気海きかいまたは膻中だんちゅう・たんちゅう という。宗気は音声・呼吸を調節し、心拍動を推進調節して気血を運行し、嚥下作用も主どる)の気の流れが、緊張や不安のストレスによってみだされて、噎膈いっかくという嚥下困難が生じるのです。
昼食前に、気滞を治す半夏厚朴湯を飲むと嚥下困難が予防できるのですが、調子がよいと飲み忘れ、急に嚥下困難が生じて何度か苦しみました。
当時 父はすでに老齢で引退しており、薬局の経営上何も問題はなく、入院して手術も無事に終わっていてストレスは無いと自分では思っていたのですが、父の入院は意識しないストレスがあったのです。
ストレスは意識しなくても生じるものです。
貴君も退職前後のストレスと弟君のアルコール依存症による早すぎる御逝去などご両親親戚など4人の親族の死去が重なり、退職後の嘱託やコロナ騒動でストレスをうけてリウマチが再発したものです。
また、生物学的製剤を奨められていて、以前は漢方薬でリウマチを治した経験から義理息子の医師からすすめられた治療を拒絶しているストレスもあることでしょう。
私もコロナ騒動のストレスで、あまりにいい加減な専門家と称するテレビの発言に毎日怒りつづけ、心室性期外収縮を発症しました。
今は漢方薬でなおりました。
毎朝のジョギングをしているのに不整脈とは?腑に落ちませんでしたが、夜ベットに横になると動悸が生じ、昼間も15回に1回期外収縮による動悸が生じました。
循環器の専門家を受診し、心電図で心室性期外収縮と診断されましたが、信頼するその医師から、不整脈の薬は副作用がいろいろあるから飲まない方がよいと言われました。その後、完全になおりました。
人間 怒っては体に悪いのです。
不整脈は過緊張・不安感など神経を遣いすぎると生じるものです。
今 貴君が飲まれているアザルフィジンはリウマチにはほとんど効かない印象があります。
リウマトレックスを週に4~6錠は、当薬局の経験上、忙しく過緊張を強いる職業の方で漢方薬が余り効かないリウマチの改善に効果があります。
貴君の場合、間質性肺炎の兆候がありそうでリウマトレックスを医師は避けていますが、プレドニンとの併用で、ある程度副作用は予防でき、漢方併用も副作用の予防効果があります。
リウマトレックスは妊娠にはむきません。
生物学的製剤注射は一生続けるように医師から言われていて、その拒絶もストレスになっています。
貴君の繊細で早口のご性格・親族の相次ぐ死と退職時期が重なればストレスを生じ、肝が昂ぶりリウマチは再発するものです。
漢方薬を再開しても 今回はなかなか軽減しないのはストレスが重なっているせいです。
前回のリウマチも漢方治療だけでは3年余りも長く効果がなく、毎晩のスイミングの開始で急速にリウマチは完治しました。
漢方治療だけでは治り難い、リウマチ気質と厳しい職場環境だったことがうかがわれます。
心理的な悲しみ・ストレスが運動で軽減できない場合はリウマトレックスの漢方治療との併用をお奨めします。
漢方薬でリウマチ症状が軽減できない場合は、ストレス環境・家庭環境のストレスが強いのです。
もともと、リウマチ患者の1/3の人は家庭環境や仕事環境のストレスが強くて肝が昂ぶり、漢方薬だけでは完治しません。
難病を治すコツは、仕事を辞める、転地療法、家族と別れるでしたね。
漢方薬はいろいろと考慮して処方しました。
足の指の腫れは胃腸の不具合と痰飲のために生じています。胃腸の具合はいかがでしょうか?楽しく食事をとってください。
首のリンパ節の痛みは、虚弱体質で?肝経のストレスの経絡上の痛みで、飲み込み時の違和感は宗気の流れの阻滞も関係しています。
全身の痛みはストレスによる経絡の流れが悪くなっていることを示しています。流れの阻滞が痛みの原因です。
軽い、心を無にする運動を、気持ちよく毎日行ってください。
スポーツジムに毎夜かよってください。気のおけない友とのなにげない会話の楽しみをつくってください。
なにより得意なギーターの弾き語りをおこなってください。
リウマチが治ってから、2回平塚にみえたときにカラオケで聴き、とても上手なので、びっくりしました。
漢方治療でリウマチを治した経験があるのですから、よくなって是非また平塚においでください。一緒に歌いましょう。
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美光廣