2025/3/23
半夏厚朴湯の口訣集
半夏厚朴湯:理気化痰:化痰の半夏が主薬:半夏6 厚朴3 茯苓5 生姜4 紫蘇葉2:肝鬱痰飲の薬:竄痛ざんつう 浮腫がある時の薬。
半夏厚朴湯:痰が重症になると、手足が震え、声がでなくなり、足がガクガク震え、物を持っていてもそれが見えない(認知症にもつかえる):半夏厚朴湯はどもりには効かない(抑肝散加陳皮半夏をどもりに使う)。
数学の試験問題を緊張して臨むと頭痛・眼痛になる。緊張する会議で頭痛・眼痛が生じる。緑内障になる場合もある。脹って痛む時半夏厚朴湯や症状が強い時は抑肝散加陳皮半夏・抑肝散加陳皮半夏合平胃散を使う。
101:苓桂朮甘湯は心臓の薬で心臓の不安感に使い、
半夏厚朴湯は肝臓からでる不安感に使い、
病理は異なるが出てくる不安感は同じであるので、
両者の使い方の違いが分からなければ合方する。
101:苓桂朮甘湯・苓桂朮甘湯合半夏厚朴湯:どちらも痰をとる薬。
体の中から水気を除くので、肌がカサカサしている人には使えないが、
神経症で面紅・不安感・痰が出る人には合方処方の方がよい。
100:重症の痰気鬱結の症状:精神不安で、(痰によって)手足が震える、膝がガクガクする、声がでなくなる、物を持っても見えない:重症の人には、半夏厚朴湯を少量から使わないと浮腫がでてしまう。
緊張するとどもる人(吃音きつおん):痰気鬱結の処方の抑肝散加陳皮半夏を使うが、半夏厚朴湯では治らない。
209.分娩直後に起こった上半身の浮腫:
妊娠中から浮腫があったが、その日、分娩を終えると間もなく、胸部、頸部、顔面に向って、どんどん浮腫が増加し、胸が苦しく、いまにも呼吸がとまるのではないかと思われるほどの苦しみである尿は朝からほとんど出ない。顔は平生の二倍もあろうかと思うほどの腫れ方で、頸部もそれにつれてひどく浮腫している。半夏厚朴湯を与えたところ、これをのんで十分もたたないうちに、のどへ物がつき上ってくるのがやみ、暁方近くから尿がどんどん出るようになり、数日で分娩後のむくみは全快した。。「漢方診療三十年」大塚敬節。
柴胡加竜骨牡蠣湯:頭が重く(半夏厚朴湯も)、足が軽く、歩いてもふわふわと雲の上を歩くように体がゆれる症状に適応。
柴胡加竜骨牡蠣湯:自律神経失調症・神経症・心臓神経症・パニック障害・発作性頻脈・高血圧症・甲状腺機能亢進症・不眠症で心肝火旺・脾気虚・痰湿を呈するものに適応。
柴胡加竜骨牡蠣湯:柴胡5 黄芩3 半夏4 生姜3 人参3 茯苓3 大棗3 桂枝3 竜骨3 牡蠣3 大黄1:肝陽上亢・肝風内動・のぼせ・めまい・肝気鬱結(体が重だるい、不安感、動悸)。
痰湿の不妊症:一般には二陳湯・平陳湯。
食少で嘔気など胃症状には苓桂朮甘湯合半夏厚朴湯。
胃症状がなく、下半身の怠さだけなら当帰芍薬散を使う。
二陳湯:燥湿化痰:半夏5、陳皮4、茯苓5、生姜1、甘草1:痰飲の基本処方。
当帰芍薬散:肝血虚・脾虚湿滞:
当帰3 白芍4 白朮4 茯苓4 沢瀉4 川芎3:
過敏性大腸炎は真武湯も適用:当帰がもたれる脾虚の人もいる。
痰湿の月経異常:ダラダラ長く続き、量は多く、色は薄く、ベタベタしている。時に量が少なく月経閉止する。白帯下が多く量も多く不妊症が多い。
妊娠時、悪阻や咳が出やすいなら半夏厚朴湯を使う。
気鬱のあざ:気鬱では、ぶつけた憶えが無いのに腕・足にあざができるのはすべて気鬱であり半夏厚朴湯・逍遥散・当帰芍薬散を使う。
帰脾湯のあざは、心脾両虚が原因で気鬱ではない。
疎経活血湯(血虚・瘀血)も足のあざがとれる。
桂枝茯苓丸:活血化瘀:消癥瘕(腹腔内の塊を去る):桂枝4、茯苓4、桃仁4、赤芍4、牡丹皮4:当帰・甘草が無い:打撲では桂枝茯苓丸だけではとれないので桂枝茯苓丸合半夏厚朴湯とする。
治打撲一方:香川家:川骨5センコツ 樸樕3ボクソク 川芎3 桂枝2 丁香1 大黄1 甘草2:活血化瘀・消腫・通陽:打撲・捻挫の腫脹や疼痛:
ツムラに製品有り。
川骨せんこつ:スイレン科のコウホネの根茎:破血止血の要薬:打撲捻挫の疼痛:日本の経験:川骨は破血止血の要薬。
樸樕ぼくそく:ブナ科のクヌギ・コナラ・ミズナラなどの樹皮:
鎮痛・悪瘡あくそうに・駆瘀血・解毒・消炎・収斂・止血:痔・下痢・下血:
日本の経験則。
血府逐瘀湯:活血化瘀・通絡・理気止痛・補血:生地黄4 桃仁4 紅花3 当帰3 赤芍3 牛膝3 柴胡2 枳穀2 桔梗2 甘草1:
瘀血一般に繁用心筋梗塞の予防:打撲・骨節では血府逐瘀湯合半夏厚朴湯。
赤面症:苓桂朮甘湯(痰飲・気逆が原因)・半夏厚朴湯(肝鬱・痰飲が原因)・知柏地黄丸(陰虚火旺)。
苓桂朮甘湯:赤面症の原因は痰飲が原因で、
水分や野菜や果物を多く摂るのに小便の出が悪い人に生じる。
また胃腸の状態が悪くてのぼせて赤面症になる。
本来、赤面症は半夏厚朴湯・知柏地黄丸。
脾虚を考慮せず半夏厚朴湯などを使うと喘息は悪化しやすいので、
小柴胡湯などと合方して使用する:喘息は根底に脾虚がある:柴朴湯。
半夏厚朴湯には補の作用がない。半夏厚朴湯単独では虚証には不適で、喘息などは悪化するので脾虚・肝鬱を補う小柴胡湯などと合方する。喘息は脾虚や腎虚・肝鬱があるため:小柴胡湯合半夏厚朴湯・柴胡桂枝湯合半夏厚朴湯。
痰飲による動悸:苓桂味甘湯は、人前で喋るとボーッとのぼせカーッとなって頭が真っ白になる人に使う。緊張して手がガタガタ震える人は半夏厚朴湯を使う。両方ある人は両方を合方する:苓桂朮甘湯合半夏厚朴湯。
213.和田東郭は、気鬱からきた月経不順を半夏厚朴湯で治したという。
213.半夏厚朴湯は、風邪ののちに声が嗄れたものにも用いる。
210.めまいと動悸と肩こり・身体動揺感・足の震えの神経症の38歳の婦人(半夏厚朴湯)。
「金匱要略」の水気病編に「問うて曰く、病者水を苦しみ、面目、身体、四肢皆腫れ、小便利せず、師之を脈して水を言わず、反って胸中痛むと言い、気上って咽を衝き、状かたち 炙肉の如く、当に微しく咳喘すべし:半夏厚朴湯。
208.バセドー氏病38歳の男子(半夏厚朴湯合桂枝加龍骨牡蠣湯)
「漢方診療三十年」大塚敬節。
206.半夏厚朴湯は、胃下垂症、胃アトニー症などに用いられ、またそれらの病気に伴った神経症にもよく効く。「漢方診療三十年」大塚敬節」。
気滞は、打撲などでは脹ってくる痛みの脹痛が特徴で、ストレスで生ずる肝の症状である。リウマチなどの痛みで脹痛には半夏厚朴湯を併用する。
下肢痛には牛膝4、木瓜2gを加え、関節腫脹には防已・牛膝を加える。
腫れ・腫脹には、半夏厚朴湯を合方または単独使用する。
半夏厚朴湯:理気化痰:半夏6 厚朴3 茯苓5 生姜4 紫蘇葉2:肝鬱痰飲の薬・竄痛の薬。
神経症では、咽喉中に異物感を覚えることがある。一般には半夏厚朴湯が適応するが苓桂朮甘湯・加味逍遙散の有効な場合もある。
シャックリ・吃逆・呃逆アクギャク:
胃陰虚の吃逆きつぎゃくは麦門冬湯。
酒飲みの胃湿熱の吃逆は黄連解毒湯。
術後の胃虚寒の吃逆に丁香柿蔕湯。
痰飲の胃気上逆の吃逆に半夏厚朴湯。
麦門冬湯:滋陰益気・補益肺胃(胃陰虚・肺陰虚に適応)・降気:麦門冬10 人参2 製半夏5 炙甘草2 粳米こうべい5 大棗3:口乾の吃逆に一服で効く:消渇病で多食善飢だが体重減少がある陰虚につかう。
黄連解毒湯:黄連1.5・黄芩3・黄柏1.5・山梔子2、はすべて消炎・鎮静・燥湿作用(乾かす作用)がある。炎症や出血・脳の興奮性増大、自律神経興奮、代謝亢進状態を治す。
丁香柿蔕湯:丁香3 柿蔕6(柿のヘタ) 人参3 生姜3:温中散寒・下気降逆:胃虚寒による吃逆:術後の吃逆:柿のヘタだけでも効果がある。
精神的な抑鬱によって食欲のないもの、神経性不食症・拒食症:
半夏瀉心湯・抑肝扶脾散・半夏厚朴湯・小柴胡湯・柴朴湯。
抑肝扶脾散:古今医鑑:黄連2 青皮2 陳皮2 神麹2 白朮2.5 茯苓2.5 竜胆2.5 白芥子2.5山楂子2.5胡黄連1柴胡1甘草1人参1.5:拒食症:小柴胡湯・半夏瀉心湯・半夏厚朴湯・小柴胡湯・柴朴湯。
白芥子はくがいし:アブラナ科白芥の成熟種子:辛温:肺経:利気袪痰・消腫止痛:温化寒痰の常用薬は三子養親湯(白芥子・蘇子・莱菔子らいふくしダイコンの種、各1g)。
清骨散の胡黄連・胡連:ゴマノハグサ科胡黄連の根茎:苦寒:肝大腸胃経:清熱燥湿・退骨蒸:黄連とほぼ同じ:小児の疳積カンシャクに対する主薬。
山楂子・山査子:バラ科山査子の成熟果実乾燥:酸甘:微温:脾胃肝経:
消食化積・袪瘀凝滞:消化促進:呑酸・胃潰瘍には用いない。
半夏厚朴湯には補正がないことから、小柴胡湯・六君子湯・苓桂朮甘湯などの併用が必要で、半夏厚朴湯の長期単独では咳嗽は悪化する。
半夏厚朴湯合小柴胡湯
半夏厚朴湯合六君子湯
半夏厚朴湯合苓桂朮甘湯
婦人の悪阻つわり、尤も宜しくこれ(半夏厚朴湯)を服すべし。「易簡方」
半夏厚朴湯:感冒などで、解熱したが、咳嗽だけ残ることがある。
食欲に変化がなく、咽喉に白い粘痰がからまり、イライラするようであれば、半夏厚朴湯の適応である:麦門冬湯証と鑑別すること。
誤って、麦門冬湯証に半夏厚朴湯を使用すると、陰虚を助長し悪化させることとなる。カゼが長引いた時、痰のようなものが喉にからんでいる状態。
中年以降に発病した気管支喘息の緩解期には・・大柴胡湯合半夏厚朴湯。
大柴胡湯:肝胆の火が上攻した頭痛、肩こり、耳鳴、耳聾、眼目の雲翳・
赤眼疼痛、発狂、脳卒中の肝火上炎(発作時は顔が真っ赤になる)、動悸、及び胆胃不和による嘔吐不止、心下急痛(心下痞硬)、胸脇痞硬痛などの証で、口苦、舌紅、舌苔黄。
抑肝散加陳皮半夏:平肝熄風・補血活血・燥湿化痰・理気:癭瘤えいりゅうに適応する。半夏厚朴湯を合方してもよい。抑肝散加陳皮半夏合半夏厚朴湯
抑肝散加陳皮半夏:平肝熄風・補血活血・燥湿化痰・理気:
釣藤鈎3 柴胡2 川芎3 当帰3 白朮3 茯苓4 甘草1.5 半夏3陳皮3:肝風による筋惕肉瞤や痰飲による癭瘤・どもり・チックにもちいる。
(暗記)甲状腺機能亢進症・癭瘤:加味逍遙散合半夏厚朴湯。あるいは癭瘤に抑肝散加陳皮半夏を用いる。
緊張で手や体や声が震えるのは半夏厚朴湯である。
苓桂朮甘湯合半夏厚朴湯は、顔が赤くのぼせ、不安感があり、痰も出る人・手足が緊張で震える人には合方する。どちらも体の中から水気を取り除く。
半夏厚朴湯:不安神経症、発作性の心悸亢進で、不安感強く多尿のもの。
緊張する場面・緊張する人との対面では肝の疏肝作用に影響をあたえ頻尿となる。肝は腎にも影響を与えているので頻尿となる。
打撲・骨折の痛みは桂枝茯苓丸や血府逐瘀湯などの瘀血の薬だけでは気が停滞しているのでとれない。必ず理気薬を同時に使う必要があり半夏厚朴湯を合方する。
血府逐瘀湯:医林改錯:瘀血内阻:牛膝4 桃仁3 紅花3 当帰4 赤芍3 川芎2 生地黄4 枳殻3 柴胡3 桔梗2 甘草1g。
半夏厚朴湯:理気化痰:半夏6 厚朴3 茯苓5 生姜4 紫蘇葉2:
肝鬱痰飲の薬:竄痛ざんつうの薬。
桂枝茯苓丸:活血化瘀:桂枝4、茯苓4、桃仁4、赤芍4、牡丹皮4。
半夏厚朴湯:緊張するとどこか痛くなる時に気滞を解消するので使える。緊張すると頭痛・眼痛・胃痛が生じる。緊張で声がかすれて喉が痛くなる。緊張すると膝が痛くなる。緊張するとカーッと汗が出る。
半夏厚朴湯の半夏・茯苓・生姜は、痰を去る痰飲の薬となる組合せ。
一見、鷹揚に見える人で実は強いイライラをかかえている場合は大柴胡湯の適応だが、あれこれ考え過ぎるて不安感が強い半夏厚朴湯証の人がいる。
半夏厚朴湯:不安神経症、発作性の心悸亢進で、不安感強く多尿のもの。緊張する場面では頻尿となる。
半夏厚朴湯:胃部に膨満感(心下痞満)があり、噯気(ゲップ)の出るもの。会議中にあとからあとからゲップが出る人に適応する。
冷たい物をのんで胃痛が生じた時に安中散ではなく、脹って胃が痛むならば半夏厚朴湯で治る。絞痛:冷えて胃が絞られるように痛む時は安中散を使う
中年以降に発病した気管支喘息の緩解期には、大柴胡湯と半夏厚朴湯を併用することもある。(中年の食べ過ぎの喘息発作は防風通聖散や大柴胡湯合半夏厚朴湯):喘息は緩解期でないと漢方薬は効かない。
壇上でカーっとのぼせて、膝がガクガクして震え手も震え、汗が出る人も半夏厚朴湯である。
加味逍遙散証は肝胆経に沿った部分に腫塊を生ずることがあり、脇下(胸脇苦満)、腋下(肝の症状)、頸部(こぶとりじいさんのこぶ)などであるが、痰飲があれば半夏厚朴湯を合方する:加味逍遙散合半夏厚朴湯。
痰飲(癭瘤・しこりがある)を兼ねる場合には、半夏厚朴湯を合方し
加味逍遙散合半夏厚朴湯・柴胡加竜骨牡蠣湯合半夏厚朴湯とする。
肝気鬱結ではさまざまな神経症が現れる。くよくよする、厭世的、楽しくない、晴れ晴れしない、孤独感などを現すなど、鬱証で頭が押さえつけられて重く、ヒステリー等が出現する症状に半夏厚朴湯は適応する。
半夏厚朴湯:痰が多くなくても、起床時に顔や手などどこかに浮腫がある人につかう。痰が重症になると、手足が震え、声がでなくなり足がガクガク震え、物を持っていてもそれが見えない:どもりには効かない。
麦門冬湯証に、体の水気を去る半夏厚朴湯や苓桂朮甘湯を使用すると
陰虚を助長し悪化させることとなる。
一婦人四十才許ばかり。数年前より不眠を病みて癒えず、余証としては軽き咳出でて此これも数年病まず、と言ふに、半夏厚朴湯を服せしめてさっぱりと癒えたるものあり;「漢方診療三十年」大塚敬節。
痰気鬱結の重症の人で、手足や膝がガタガタ震える人には、少量から半夏厚朴湯を使わないと、小便の出が悪くなって浮腫がおきてしまう。
半夏厚朴湯:気滞に因って痰を生ずるの症として、此の方を与ふれば不日に愈ゆ。血病に気を理するも亦一手段なり。
半夏厚朴湯:婦人の情性執著シュウチャクなるは、寛解する能わず。多くは七気の傷る所を被こうむり、遂に気 胸臆を填ふさぐを致し、あるいは梅核の如く、上りて咽喉を塞ぎ、甚だしき者は胸悶し絶えんと欲す・
緊張性の頭痛や緊張性のしわがれ声や咽痛・緊張性膝痛・緊張でどこか痛む・緊張で膝がガクガクし、手が震え、カーっと発汗するのも半夏厚朴湯である。
気管支喘息・小児喘息の緩解期には、小柴胡湯に半夏厚朴湯と合方する:
七症の少なくも一症状を確認:半夏厚朴湯だけでは脾虚に配慮が足らず悪化することがある。
柴胡証の七症:往来寒熱・胸脇苦満・口苦・咽乾・目眩・黙黙不欲飲食・心煩喜嘔。
半夏厚朴湯:少腹より咽に向かって下から何物かがつき上ってきて(西洋医学ではヒステリー球という)、息がつまるようで、ひっきりなしにせきが出る。せきのたびに泡沫様の痰が出てくる。
一婦人、産後 気舒暢、少し頭痛もあり、前医血症として芎帰の剤を投ずれども不治、之を診するに脈沈なり。気滞に因って痰を生ずるの症として、半夏厚朴湯を与ふれば不日に愈ゆ。血病に気を理するも亦一手段なり。
半夏厚朴湯:面白くない、気分がすっきりしない、胸がふさがる、怒りっぽい、驚き易いなど、抑鬱状態がみられる。
206.半夏厚朴湯は、胃下垂症、胃アトニー症などに用いられ、またそれらの病気に伴った神経症にもよく効く。
200.胃アトニー症の徴候がある場合には、人参湯、四君子湯、六君子湯、茯苓飲などが適応するが、この中で茯苓飲は、一番実証に用いられる。
茯苓飲:理気化痰・和胃降逆・健脾益気:
茯苓5 白朮4 枳実2 陳皮3 人参3 生姜3:
溜飲症状で食後ゲップや胸焼けが多くて、みぞおちあたりが常に気持ち悪い消化不良の症状に適応。