スロージョギングがおすすめ

スロージョギングとストレッチでリウマチの痛みをとるコツ

あつみ薬局

渥美様

こんにちは、やっと梅雨が明け 気分も夏気分になってきました。

この1か月は

股関節・左ヒザのロック感・左肩の少しの痛み・両手の第2関節の違和感/むくみはありますが 股関節以外は気ならない程度です。

股関節は7月の診察の際に痛みが残っていて寝られない夜もあると医師に相談したら「人工関節への手術の方法もあるのでいつでも相談ください」

と言われて内心とてもガッカリしました。

簡単に人工関節の手術という言葉もありますが、関節しか診てない医者なのだと。

今回の股関節の痛みはたぶん、変形性股関節症からではなくリウマチから来ている気がしますがストレッチ・マッサージ(股関節専門のところ)を続けて、かなり痛みは軽減しましたが 気になるところです。

マッサージを受けているところで、理学療法士さんなのですが 筋肉が張り過ぎているのでコンクリートでのジョギングは止めた方がよい、

ウォーキングを進められて、その様に現在はしております。

また日帰りの山に行ったのですが、登りの時に心拍が上がるとともに胸の痛みが少しあり、心拍数が多めになっていて(平常時90とか・・)、今も90位と気になるところですが、気にしないようにと。

3か月を目途にテレワークが更に進みましたので通勤での動きもさらに減りますので、なるべく歩くように心がけようと思っております。

00

00様  こんにちは  (有)文隣堂あつみ薬局 渥美光廣です。

歩く時は、膝や股関節に通常の1.5倍の力がかかるとされ

勢いよく走ると2.5倍の力がかかると言われています。

私も去年の10月に勢いよく、急に大股で50mほど走ったら、右股関節が

走って着地するたびに生ずる軽い痛みが生じました。

しかし、漢方薬をのみながら、なるべく痛くないように

足音をたてず、足の幅で小股で走り、それでも違和感があるときは

歩きを挟んで、毎朝走りました。早足で歩くスピードのスロージョギングです。

今回は、治るのに半年かかりました。

私は、210ヶ月で左足の小児麻痺を経験し、小さい頃は大分左足の腿が細かったです。

その代わり右足をよくつかい、中学校では走り高跳びの学校記録をつくりました。

40歳すぎて走り過ぎて何度も股関節を痛め、左の股関節痛は坂道ダッシュがきっかけで生じ治るのに1年半かかりました。

1年半後に適切なストレッチをしたら、治る時期だったのか1~2日で治りました。

股関節痛を繰り返すきっかけは、体が温まっていないときに、速く、大股で走ったことがきっかけでした

その治し方は、15分走ったらストレッチで股関節をそっとのばす、

足を前後に大きく開いて少しずつ腰をおとす。

お相撲の四股を踏むような格好で両手で前のベンチなどにつかまり支えて上体を前屈したり腰を前にいれて股関節を前後にひろげたりします。

両足を開いて腰を落とし肩を反対側に膝方向に入れたりします。

立った姿勢で足を斜め前横にだして、膝を手でおすと股関節に効いていることが分かるので左右行います。

足をひろげて上体を横に倒す動作や前屈・後屈も股関節と脇腹・腹・背中に効いています。

いずれも勢いよく反動をつけず、緩く始めて徐々に強める動作にします。

体が温まっていないと筋がのびないので、うっすら汗をかいてから行います。心拍数を上げてから行うのが効果的です。

体のストレッチも、弱く始めて体と相談して、徐々に深さや勢い強さを勘案してすすめます。

最初にぐきっと筋や関節を傷めると、なおるのに一ヶ月かかってしまいます。

走って発汗したあと、股関節周囲の筋を、無理なく少しずつのばし、軽い衝撃を歩きをはさんでインターバルに軽い刺激を与えて調えていきます。

発汗後、炎症を起こして硬くなった筋を静的なストレッチで少しずつのばし

軽い動的なリズムで少しずつのばして関節周囲の筋を調えています。

やり過ぎたなとおもったら、帰宅してから鎮痛剤を頓服でのむこともあります。とても重たいものを持ち上げた時も予防に飲むことを推奨します。

山登りは小幅で衝撃なく歩いて心肺機能を高める体幹を鍛えるのですが、スロージョギングでは軽い衝撃を股関節や膝に与え、その後歩いて回復をはかり、また軽い衝撃を与えて、歩くの繰り返しが効果的です。

股関節も膝も足首も経絡では繋がっています。

足の少陽胆経というストレスの経絡上にあります。

水分と栄養をとりながら、その心身のストレスをゆるめるリハビリを毎日30分~20分を限度に行って、その後入浴してから仕事をしてください。

朝は、全身の筋は固まっているので徐々に覚醒させることがコツです。

私も毎朝のスロージョギングでは3回吸って3回息を吐くという、全身に肺気をめぐらし酸素と栄養を五臓にめぐらす気持ちで走っています。

安静にしているだけでは、回復はのぞめないのです。痛み発症の初期でもなるべく痛くないように動かします。

今のところ絶好調ですので故障を起こさないように注意しています。

半休や休日で、長く走った後は、ラーメンとビールを摂って、その後はゆっくりウオーキングを1時間ほど行って休日を過ごしています。

ラーメンがないジョギング中はカロリーメイトゼリーのグレープフルーツ味をもって行動食をとりながら、水分をとりながら歩いて居ます。ウルトラライトのモンベルのリュックに入れて走ります。

ご自身の体と相談しながら心地よい歩きをおこなって心身を調えてください。

漢方薬がさらによく効くようになります。

マッサージはよいですが、他力本願ではコリはとれますが、心身ののびやかな血流は回復しません。毎日うっすらと発汗すると拘縮によって生じたリウマチの熱が体外に発散されリウマチ気質も和らぐきっかけになります。

胸の痛みにも配慮した処方となっていますので、無理の無い軽い運動を続けてください。

どうぞ おだいじに

(有)文隣堂あつみ薬局 渥美光廣