000様 こんにちは 文隣堂あつみ薬局 渥美光廣です。
リウマチの症状が足指にあり、腫れているのは痰飲(食毒・水毒)の症状です。
胃腸が弱い人や食事のバランスがとれていない人やムラ食いの人、過緊張の人はストレスで胃腸の力が落ちて、湿邪が下にたまり痰飲(食毒・水毒)となります。
痰飲の症状は、腫れ・浮腫・眩暈・動悸・不安感・癲癇・痙攣などですが、体だけでなく精神症状ももたらします。
湿邪・痰飲(食毒・水毒)の停滞があると起床時に悪化し、
動き出すと停滞が軽減し症状は軽減します。
痰飲をもたらす胃腸を建て直すには時間がかかります。
通常は一年半程度かかりますが、思慮過度・過緊張があるリウマチ気質の方は胃腸の力を落とし血虚気虚となります。
リウマチ気質とは、思慮過度・過緊張・不安感・焦燥感・自分の方法にこだわり、絶えず病気に囚われることです。
楽しくバランスよく食べてください。
ストレスは、頭で感じなくても体が反応します。
以前、私も80代の亡くなった父が心筋梗塞で入院中は、
無事に手術も終わり、隠居生活だったので、いなくても仕事に差し障りはないのですが、私が薬局で昼食時に、食べ物が食道に痞えて、何度か苦しいおもいをしました。膈噎かくいつ 嚥下困難の症状です。
昼食の前に、半夏厚朴湯を飲んで予防して食事をすれば痞えることはないのですが、普段は症状がないので、つい忘れて昼食をとると 時に、食道に痞えて苦しみました。
意識しないストレスがあったのです。
貴女が、病院の付添後、夕方から左肘関節の痛みが生じたのは、疲労や冷えによる痛みで血虚では疲労が引き金になり夕方に発症・悪化します。
病院でのお父上の附添が終わり、ほっとした時に急に、左脇の背中部分が筋肉痛がでたのは、まさにストレス・肝鬱による胸脇苦満です。西洋医学では、食欲不振があれば膵臓炎や膵臓癌を疑いますが、単なるストレスでも生じます。
過緊張のあとに、ほっとした時に症状が悪化します。
そこに臓器自体は何もないのですが、緊張すると、あるいは緊張の糸がゆるむと、脇腹や胸、背中に痛みが生じます。
同じ所に症状が出る膵臓癌の原因は、過緊張・思慮過度による長期のストレスと考えられます。
脇腹や胸は肝の経絡が通っているので、肝の昂ぶりで胸脇苦満が生じます。
硬膜下血腫は転倒して頭部打撲の半年後~10ヶ月後にも再度発症することがありますが、今回は早期に生じました。
足指の腫れと痛みに重点を置いた処方になっています。
どうぞ おだいじに
(有)文隣堂あつみ薬局 渥美光廣