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活絡効霊丹かつらくこうれいたん
活絡効霊丹：医学衷中参西録：活血袪瘀・通絡止痛：当帰 丹参 乳香 没薬各5ｇ：気血凝滞を治す。
活絡効霊丹：補血活血の当帰・丹参、活血袪瘀と行気止痛の乳香・没薬を配合。
活絡効霊丹には多くの加減法がある。
活絡効霊丹：当帰 丹参 乳香 没薬各5ｇ。
下肢痛：活絡効霊丹加牛膝。
上肢痛：活絡効霊丹加連翹。
婦人の瘀血腹痛：活絡効霊丹加生桃仁・生五霊脂ごれいし。
紅色の陽瘡には：活絡効霊丹加金銀花・知母ちも・連翹。
白色で硬い陰瘡には：活絡効霊丹加肉桂・鹿角膠ろっかくきょう（鹿角霜）
瘡が潰破して肉芽形成が遅いときは：活絡効霊丹加黄耆・知母・甘草（黄耆だけでは熱に偏する恐れがある）。
臓腑の内癰には：活絡効霊丹加田三七・牛蒡子ごぼうし（解毒消腫）。
牛蒡子ごぼうし・牛子・鼠粘子・大力子：キク科ゴボウの種：辛苦寒：肺胃経：辛苦寒：肺・胃経： 疏散風熱、袪痰止咳、解毒消腫：風熱の咽痛・麻疹初期の透疹・風熱時の便秘：牛蒡湯。
丹参：シソ科タンジンの根：苦微寒：心・心包経：活血袪瘀・涼血・養血安神：血管拡張・鎮静・精神安定・鎮痛・肝不全の疼痛・神経衰弱・動悸・不眠・煩躁・不安など心血虚に用いる：天王補心丹：2～5ｇ～10～20ｇ