リウマチメール

リウマチメール

突然のメールを失礼します。(大阪の出産後の女性)

「リウマチの漢方療法」をインターネットで拝見しました。

私は病院で検査はしていませんが、初期のリウマチのような症状がでています。

よろしければ、産後のリウマチ・初期のリウマチが約1年半で完治にいたるという治療法や経過を教えていただけませんでしょうか。

私は、00市在住、20歳代半ば、3ケ月前に出産したばかりの一児の母(専業主婦)です。

母乳で育てています。

現在、手指のむくみやかたまり感や軽い痛み、手首・ひざ裏の軽い痛みがありますので、

できるだけ子供を抱きかかえないようにしています。

冷えると痛み、温めると調子が良いので、一日中、手袋をつけてすごしています。

「経過」

去年10月に出産。

産後1ケ月で、急にひざに痛みが出る。座ると、なかなか立ち上がれない。

産後2ケ月(先月)から、ひざの痛みは軽くなったが、

朝方から昼にかけ、両手指が固まったようになり、

急に曲げようとすると突き指しそうになる。

そして、現在もこの状態が続いている。

私の祖母は、出産後から50数年、重度のリウマチ(身体障害者1級)をわずらって

手足がひどく変形し、寝たきり生活でした。

しかし、私の母(51歳)には、リウマチの症状はでていません。

「私の体質など」

身長160cm、体重50kgです。

冷え性です。

冬場など、特に風邪をひきやすいです。

小学3年生から現在も手掌多汗症。掌を下に向けると、汗がポタポタと滴り落ちることもしばしばあります。

2年前まで勤めていた会社での、一般健康診断結果は、中性脂肪値が基準値よりかなりひくく、

甲状腺?の値がやや高めでした。(手元になくて詳しく覚えていません。)

にきびに悩まされ、特に生理前には(現在も)多くでます。

出産後の生理は、先月に始まりました。

食事に好き嫌いはありません。(どちらかというと、脂っぽいものは好みません。)

甘い食べ物は、好きです。

家事以外では、スポーツなど体を動かすことはしていません。

リウマチは祖母の件もあり、このまま症状が悪化するのでは、と不安に思っています。

祖母が西洋医学で全くよくならなかったこと、薬(痛み止め)がなくてはならない生活であったこと、

毎日の鍼・マッサージで痛みがやわらいだことなどから、はじめから東洋医学のみで治療したい希望があります。

見ず知らずの者からのメールで大変恐縮ですが、お返事をいただければありがたく思います。

よろしくお願いします。

メール拝見いたしました。(有)文隣堂あつみ薬局 薬剤師の渥美光廣です

ご安心下さい。初期のリウマチであなたの様な方は、漢方で完治しやすい状態と思われます。

出産時の出血や産後の出血と授乳による栄養失調(漢方的な栄養失調で血虚といいます)と

授乳や育児の疲労や初めての赤ちゃんの育児による過緊張で 冷えの悪化と、産後のストレスが症状の出現原因と思われます。

また、膝が不調で立ち上がれないというところから察するに、腰や膝は腎のつかさどるところなので、

産後の腎虚(生命エネルギーの一時的な低下状態)も併発しているようです。

「腰は腎の府」といわれていて、腎虚では腰が支えられなくなり腰痛になります。

その原因を解消し、不足している生命の火を補う漢方薬を服用すればよくなります。

あなたの場合は、若くて発病後間もないので、粉薬の漢方薬を1日3回飲むと、

手のこわばりと冷えが1ヶ月ごとにかるくなり、3ヶ月でほぼよくなり6ヶ月くらいで完治するでしょう。産後のリウマアチは治り易いのです。家庭内や職場に強いストレスある場合は治るのに時間がかかります。

通常のリウマチは完治まで1年半以上かかります。産後のリウマチはなおりやすいのです。

生理時のにきびも軽くなり、風邪もひきにくくなります。

生理時の赤いニキビは加味逍遙散を使います。

白いニキビは当帰芍薬散を使います。

また、授乳の乳も、漢方によって体調が快復すると子の発育にプラスな乳がでるようになります。

育児の疲れが軽減し、過緊張による疲労を軽減します。

子供は自分の思い通りに育てればよく、育児書はあくまで参考にとどめるもので、

お母様に障害があっても のびのびと育児を楽しむ心が大切です。

長く抱くことができないことを悔む必要はありません。

楽しむ気持ちが、肝の昂ぶりを鎮め筋をゆるめて、症状を改善し 漢方の効果をたかめます。

心配や不安感は 肝が昂ぶり リウマチ症状を悪化させます。

漢方は漢方薬だけでなく、病気の原因理解とその解消法や予防法も大切な要素です。

不安感などのストレスは、すべての症状を悪化させやすいものです。

他のリウマチの方は 必ずしも あなたの処方があうわけではありません。

治療中に 変化して行く体質に合わせた処方の選択が必要です。

改善の効果がないのに、3ヶ月以上同じ漢方薬を続けることはありません。

体質に合わせて、処方を選択することが正しい漢方療法です。

いままでの治癒経過をお知らせ下さい。

漢方は漢方家の個人的な腕で治すもので 薬はその手段にすぎません。

漢方薬を、お作りする場合は 1ヶ月15000円かかります。

1日3回粉薬を食前に服用します。

リウマチは 漢方がよく効きます。初期で若い方には 特によく効きます。

お大事に

早速の返信メールに感激いたしました。

先生の親切丁寧なお言葉に、不安も消え去りましたので、

これから 前向きに治療に専念していきたく思います。

つきましては、先生に処方をお願いしたいと思いますので、よろしくお願いします。

私の住所と名前は、下記のとおりです。

〒000-0000 00市00区000-0-0-000

00 000子

電話000-000-0000

また、前回お伝えした「経過」に加えて、家庭で 1週間前から実践してきたことも

知っていただきたく、追加報告をさせてください。(それまでは、特別なことはしておりません。)

以下の5項目を実践しております。

・滋養強壮ドリンクの「ビイレバーキング」(00薬品からでている肝臓エキス、

人参エキス、ビタミンB1・B2・B12の入ったもの)を服用。

・身体を温める食材を料理に増やし、冷やすといわれる食材を少なくする。

(にんにく・ねぎ・にら・根野菜などを取り、砂糖・パンなどを減らす。)

・紅茶に、すりおろした生姜をいれたものを1日に4~5杯飲む。

・シャワー浴をやめ、毎日湯船につかるようにする。

・ズボン下・靴下・腹巻・手袋を着用する。

これらのことは、処方していただける漢方薬と併用していってもよろしいでしょうか。

そして、母乳での育児は、このまま続けてもよろしいでしょうか。

また、他に実践すればよいこと等もあれば、教えていただけないでしょうか。

治癒経過をお知らせしてもよい、というお言葉にも とてもありがたく思っております。

これからも、よろしくお願いいたします。

メール拝読しました。

養生法については、産後の場合は、特別なことをなさらなくても、漢方薬を飲んで、心が安んじていれば、よくなりますので、ご安心ください。

難治性の場合は、毎日の軽い運動療法が必要になります。

また、漢方薬は 通常はどんなものと併用してもかまいませんが、しいて 併用の必要もありません。

偏った食生活や ガンバリすぎる精神生活、こだわりすぎた考えに とらわれなければ、漢方の効果は、一層あがります。

生活のコツは、昔からのおばあちゃんの養生法といわれていること、「常識的な生活」を行うことをお奨めします。

例をあげれば・・ 常識的に判断すると、「これを摂れば、この病気が治るという食物や健康食品・病名漢方薬」は、まゆつばですね。

そんな 都合のよい、誰にでも効く万能薬が、この世の中にあるはずがない!?と気づくことです。

それらは、多少は良い人がいるかもしれませんが、他の人に対しては欠点もあるはずですし、

完治することは難しい、不完全な情報です。

発症原因をさぐって、それを 個人個人に合わせて是正する理論が漢方です。

食事は、バランス良く 色々な物を 胃腸に負担をかけないように 食べると良いですね。

食べていけない物はありません。健康食品を扱う人はよくこれを取ってはってはいけないと恐怖心を与えますが間違いです。

栄養があるものを摂ると体内の流れが悪い場合は悪化することがあるので、わらび餅しか食べてはいけないなどと極端なことを健康食品業者は言いますが、漢方薬で体内の流れを良くすればそれは防げます。

偏った物の食べ過ぎは、「常識」を物差しとすれば、よくないことは お分かりになると思います。

本来の健康法は、さまざまな、ちまたの健康法にとらわれずに、普通に生活していくほうが良いようです。 

健康マニアが陥る健康病に ならないように!

オーガニックでないとダメだとか、ビーガンがよいなどと、こころのゆとりのない、堅苦しい 不健康な精神生活になってしまいます。

絶対に健康に悪いことをしては、いけないわけではありません。

たまには・・人間ですから。

何々をしなければダメだ・・というような考えにとらわれないことが、早期の治癒や予防には重要です。

健康の極意は、難しいことですが、こだわらないこと! とらわれないこと!

のびのびと 自分の考えや行動を ゆるやかに解放することによって、病気や恐怖心や不安感の檻の中の囚われの身から自由になることが大切です。

自分自身に対しても親切にして、趣味や散歩などを通じて楽しませてあげることです。

良いからといっても それを むさぼらず、よくばらず

リウマチという病名をおそれず、生活の態度としては 怒らず、過去を悔やまず、人の言葉を恨まず、素直に!

できたら、うっすらと汗をかくような 軽い15~30分程度の速歩を、頭を空にして精神を解放しながら 自然を楽しむことが 出来るといいですね。

しかし、痛みを我慢しながら歩くのはよくありません。

痛くないように上手に体を動かし、痛くない反対側の場所を動かすと、漢方薬の治療効果があがります。

私も毎朝、30分から50分ジョギングしていますが、爽快で体が温まり、力や生きる気力が湧いてきます。

自分だけのために 自分の時間を使うと効果があがります。

でも、最初は 運動が出来なくてもかまいません。

いつもいつも、今の生活を、幸せだな!と気づける人は 早く治ります。

安心感は血流を改善し、ごく自然に、こわばりを改善します。幸せだ・・と感じることです。

もう お分かりのように、一番大切な養生法は、多種多様な健康法にまどわされず、

自分の「何々しなければならない!」という、こだわった考えに縛られずに、自分の自由な ここちよい感覚を、大切にしながら、今の幸せを感じる生き方です。

授乳は そのままで大丈夫です。漢方薬を飲んでいると、よいお乳がでるようになります。

処方の前に 毎月治癒経過をメールで伺えれば、より正確な処方が 可能となります。

楽しみに服用してください。

(有)文隣堂あつみ薬局 薬剤師

昨夕、処方していただいた漢方薬、早速服用をはじめました。

なにより、渥美先生に 私のための処方をしていただいている点が、

「確実に効く!」と、一番うれしいです。

自分なりに健康に気を配り、食生活も見直し、冷え改善につとめた効果があったのかどうか、年末の症状よりは少しよくなってきていて、手指のむくみは常時あるものの痛みは少なくなっています。

ひざは まだ痛みますが。

改善にむかっている時からの服用スタートで、ゴールの完治もそう遠くないかもしれないと楽観視する余裕もでてきました。

気持ちに余裕がでたのは、渥美先生のメールででした。

それまでは完治に不信感があったのですが、それも消え去り、確信にかわったので、

この心の変化は これからの治療にプラスに大きく作用しそうです。

痛みも減ることで、育児もより楽しめます。

わが子を幸せにしたいです。

30日分の漢方薬が切れる前に、現状をメール報告いたしますので、今後とも よろしくお願いいたします。

こんにちは! (有)文隣堂あつみ薬局です

むくみやこわばりの症状はいかがですか?

リウマチの患者の方からの、質問に答えるために、

文隣堂あつみ薬局のホームページの「リウマチの項目」を改訂しています。まだ作成途上ですが、

https://rheumati.com を参照してください。

お読みになって、生活方法の参考にしてください。

服用されて、何かご質問がありましたら、遠慮なくメールをください。

ホームページも、他のリウマチ患者の方の参考になるように 改訂したいと思います。

お大事に

(有)文隣堂あつみ薬局

漢方専門薬局 渥美光廣

渥美先生、ごぶさたしております。

私もメールで経過報告し、漢方薬の処方をお願いしようと思っていたところでした。

おかげさまで、症状が 緩和してきております。

現在の症状を下記に記載しますので、今の症状に見合った漢方薬の処方をお願いいたします。

【現在の症状】

・日中、常に両手の指(親指以外)の根元部分がむくんでいるが(第二関節まではむくんでいない)、

痛みは ほとんどない。

・夜中の授乳のために起きる時には、第二関節と根元部分の手指の関節、ひざが痛む。

(起きてから1~2分後には 痛みは治まる。)

・子供を抱きすぎた時には、内肘の関節に痛みがでる。

・まれに両足指の人差し指と中指の根元部分に軽い痛みがある。

上記、寒い時には症状が出やすいようで、暖かい日には治まっているようです。

身体の左側(左手、左足など)の方が 症状が強く出ます。

【日々実践していること】

・先生に処方していただいた漢方薬を毎食前服用。

・レバーやひじき、大豆、肉魚などのたんぱく質を毎日食べ、造血を心がける。

また、体を温める食材を使った料理を心がける。

・白米から無農薬玄米食に切り替える。

・足、指を冷やさないように靴下や手袋を就寝時も着用する。

・十分な睡眠をとり、疲れないようにする。

(なんでも自分でしようと思わず、主人に甘えるようになりました。)

・子供と楽しく遊ぶ。(主人の協力のもと、楽しい育児ライフを実践中です。)

ところで、先ほど先生のホームページのリウマチ項目を再拝読し、完治にますます自信がでてきました。

私は、運をつかみ、完治への道をたどっている者のように感じています。

と言いますのも、リウマチに対してある程度の知識を得たところで先生のホームページに出会い、処方をお願いし、改善を信じて服用を開始しました。

先生のメールでの励ましのお言葉が精神的な支えとなり

(心が救われました。気持ちが切り替わり 悲観する気持ちがなくなりました)、

漢方薬以外でも 自分で出来ることは試していこう!と、体質改善をこころがけました。

とにかく、自分の身体によさそうなことは 積極的に色々と実践しています。

現在は 痛みが ほとんどなくなるまでになりました。

そして、痛みがないと気持ちも明るくなる、という風によいサイクルができてきました。

自然と、リウマチとは関係ないことでも(歯の健康など)健康全般に対し気を配るようになり、

家族で 健康維持に取り組むようになりました。

また、自分を知り、ストレスを感じないような生活、考え方にすることも大切だと実感しております。

うれしいことに、にきび、便秘、肩こり、貧血も解消されてきております。

私の身体には、冷え改善と増血が不快症状の改善につながり、

これらを実践することが健康体になる道のような気がしています。

今は適度な運動ができていませんので、春になり 子供が もう少し大きくなったら

外に出て身体を動かそうとも思っています。

これからも 私のリウマチが完治するまで 漢方薬の処方をよろしくお願いいたします。

こんにちは!メール拝読しました。渥美です

症状の緩和はよかったですね。

体を使いすぎると 翌日 リウマチは痛くなるものですが、だんだん 新たに発症しても 治りが早くなって程度もかるくなっていって、完全に治っていく・・という経過をたどります。

他の薬の併用は、補助にはなりますが、必要もありませんので、0000様の感覚で使って下さい。

漢方は、囚われないのびやかさと中道を尊びます。

物事全般にこだわりすぎない、過去を反省しすぎない、人をうらまない、過去の人の言葉に根を持たない、自分自身を、のびやかに解放することによって、おさえられていた力(回復力)が発揮されます。

日々の実践は、それでよいと思います。

健康もこだわりすぎると、健康病になります。

0000様は、まだまだお若いのですが、特に 40歳をすぎると自身へのコントロール力が強固になり、窒息しそうなほど 生活全般にわたって こだわりにしばられている家族を見受けます。

ゆるみがありません。

食事は、色々な物を、万遍なく 楽しい食卓で味わい、のびやかに生活をすごすことです。

玄米食は、胃腸の弱い方・軟便傾向の方は 消化が悪いので控えたほうがよいかもしれません。

多少、悪いことをしても耐えられる、体や精神力をつくるということも、すこやかに生き抜くために必要ですね。

規則に反することをすると、罪悪感でがんじがらめになって、不安感がでてきてしまいます。

時には、体に悪いことも ストレスなくできる、体と心のゆとりをつくることも必要です。

にきび、肩こり、便秘、貧血も、よくなってきたとのこと、よかったですね 。

運動も、回復には、軽い方はしいて必要はないのですが、人生の楽しみと体力増強・成人病予防・精神衛生には とても良いです。

なおりにくい方は、漢方薬だけでなく、心を解放するために 軽い爽快な運動が必要になってきます。

漢方薬をのんでいればよくなるものですが、難治性の方では運動療法の併用が必要になります。

(有)文隣堂あつみ薬局  薬剤師 渥美

渥美先生、こんにちは。

リウマチの症状ですが、先生のおかげで ほとんど症状を感じない程よくなってきました。

よい日は「むくみ」もないほどの回復で、とても嬉しくなります。

とはいえ、今現在 メールを打つ両手の根元部分には「むくみ」がありますし、

夜間 寝ていて起きると、ひざが少し痛んだり、手指がほんの少し痛むこともありますので、

最後までしっかり治していきたいと思います。

引き続き、漢方薬を処方していただけないでしょうか。

先日、息子を抱いていて、腰に強い痛みが出たので整形外科に行ってまいりました。

リウマチ科もある病院でしたので、リウマチの検査もしてもらいました。

尿検査結果 (マイナス)

血液検査結果

尿酸・・・・・・・4.8(正常値)

CRP定量・・・0.1(正常値)

CRP定性・・・陰性

RA    ・・・(-)

ASO   ・・・2  (正常値)

検査結果は陰性でした。

そちらの先生にも 私の症状や経過を よく話したのですが、先生曰く「今回は陰性でしたが、リウマチではないということではなく、何度か測るうちに 陽性反応がでることはあると思います。」と、おっしゃっていました。

検査では、明らかにリウマチである人でも 陽性とでない人もいると何かで読んだこともありましたし、結果に一喜一憂することもありませんが、日々の生活でリウマチを忘れていられる時間が増えたことは確かですので、このことに 喜びを感じています。

どうぞ、完治まで よろしくお願いいたします。

腰の痛みは、背骨(下から2番目の骨)が曲がっていて、軟骨を圧迫していたからでした。

もともと 腰は弱い方で、背骨が曲がっていることを指摘されたこともありました。

ムリをしなければよいのですが、息子を抱くことが多いと腰全体や背骨が痛んでしまいます。

こちらは腰痛体操(身体を柔軟にしたり、腹筋力を鍛える)を続けているとよくなると聞き、

体操を日課にしています。

リウマチについて質問がありますので、以下の項目を教えていただけないでしょうか。

・完治した人が 再発するとしたらどのような時か。

・また妊娠・出産の機会があると再発しやすいかどうか。(子どもをつくってもよいか。)

・完治後の日常でできる予防法。

先生のホームページ どんどん更新されていっていますね。

 次々と新しい情報を与えて下さっていることに、先生の親切丁寧なお心と、治療に対する情熱を感じて感激しております。

先生のページをみた患者は 客観的に自分と向き合うことができます。

そして、何か前向きに行動してみようという気持ちにもなってくると思います。

私には何もできませんが、私の事例も先生のお役にたち、

多くの患者さんのお役にたつことができればよいなと思っております。

0000様   (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です

回復力がついてくると、だんだん症状の良い日が、多くなってきます。

使いすぎると悪化することもありますが、回復が早くなってきます。

そうして、完治していくのです。

夜寝ているときは、筋肉や関節があまり動いていないので血流が悪くなりこわばりや痛みが生じます。

痛みやこわばりは、その部分の色々な流れ・・が滞っているという注意信号です。

流れとは血液、リンパ液だけでなく、神経伝達、水分(漢方では津液といいます)、元気のながれ・・などが滞っているということです。

それが、むくみや痛みやしびれです。

リウマチ反応は 約1/3のリウマチ患者には、陽性反応がでません。

リウマチは総合的に判断して診断されます。

三カ所以上の関節が痛み、朝の手のこわばり等々を。

したがって、限りなくグレーゾーンが存在し、リウマチ患者の不信をかっています。

リウマチって はっきり分からないのね と患者に言われますが、まさにその通り。

腰痛が出たということですが、今の痛みは いかがですか?

背骨が曲がっていることを、以前指摘されていたそうですね?

骨は、漢方では「腎のつかさどるところ」といわれ、これが曲がっているのは腎虚ですが、その原因は肝の昂ぶりによる筋の拘縮が長期に続いた結果だと判断します。

「肝は筋を主どる」からです。

長期間の疲労や緊張感、先天的にやや虚弱であった可能性があります。

先天的でなくても、誰でも 運動会の後や遠足の後には 腎虚という症状になり、

足腰が痛くなったり、つまづきやくくなったり、歩きにくくなったり、座りたがったりしますね。

それと 同じ症状になります。

普通は 一晩寝ればなおりますが、腎虚になるとそれを、いつまでもひきずります。

長期間の慢性的な疲労でも それとしらずに腎虚になりますね。胃腸虚弱で軟便・下利しやすい人は疲労しやすいのです。

長く、お子さまを抱かないで下さい。

もう少しの間だけ。

腰痛体操や腹筋は、腰を痛めないように注意して行って下さい。

腹筋は、必ず膝を曲げておこなうこと! 調子がよくても無理をしないこと。

ストレッチは強くしないで 呼吸を止めないで 少しずつ 軽く行うことです。

調子がよいと、ついやりすぎて、誰もが、筋トレやストレッチで、筋や関節を痛めます。

私も毎朝ジョギングをしているのですが、最初に かっこよく走ったらアキレス腱を痛め、

次に膝を痛め、それが走っているうちに治ったので、坂道ダッシュをしたら股関節を痛めました。

 筋肉トレーニングで肩を痛めて、痛みが3ヶ月つづきました。

股関節は、適したストレッチを見つけて治りましたが、教えられたストレッチではまったく効果はありませんでした。

3年くらいかけて鍛えることが 良いようです。

筋肉は、すぐにつきます(一ヶ月単位で大きくなる)が、関節・骨の強化には 年単位かかるようです。

角力の力士が、相次いで怪我で休場するのは、おそらく 筋肉増強剤で筋力はすぐにつくのですが、関節の強化がおいつかず、負担がかかって怪我をすると想像しています。

良さそうでも、良くなっても よくばらないことです。

やりすぎて、誰でも痛め、挫折することがあります。

ご質問に、お答えしますが、

完治した人は、体のバランスが良くなり 回復力がつくために、リウマチは再発しないようです。

完治したリウマチ患者で、また リウマチで来局された方は、いままで、一人だけです。

70代では、なにもしなくても 何かの拍子に、体のあちこち痛くなることがあり、

漢方薬を 少しずつ腎虚予防のために 服用した方がよいようです。

再度、妊娠や出産の場合は、妊娠したら当帰芍薬散という薬を飲むと、万一の再発も予防しますし、

丈夫なお子さまが育つ・・と昔から言われていますので、症状が無くても、お奨めします。

どうぞ、ご安心下さい。

完治後の、日常で出来る予防法は、のびやかに、こだわらず、気持ちをおだやかに、

怒りを引きずらない、一生懸命、心や体を動かしたら、自分の体と心をいたわる

ゆったりした時間を与えてあげるようにしたらよいでしょうね。

軽い運動は、体を丈夫にしてストレスに強くなり、疲労しにくくなり、心が強くなります。

やりすぎたり、人と競争したり、タイムを競ったりしないで、宇宙を飛ぶような気持ちで体を動かすと身も心も軽くなります。

なかなか、こんなことはできませんが、また、再発したら腕の良い漢方で治せばよいと、安心してください。

本当に、良くなっていく楽しみが出来てよかったですね。

お言葉に甘えて、私のホームページに、0000様の治癒経過を匿名で載せさせてください。

リウマチやリウマチ様の疼痛で、苦しんでいる方に希望を与えることが出来ます。

きっと、躊躇している方がたくさんいることでしょう。

どうぞ お大事に

(有)文隣堂あつみ薬局 薬剤師 渥美

2004/4/8 0000様

渥美先生こんばんは。

現在の症状は、

常時、手指にむくみがある。

一日のうち短時間、手指の関節が痛くなる。夜中に授乳で布団から立ち上がる時や正座をした時などは

ヒザが痛むといった風で、先月の状態と同じで安定しております。

状態の悪い時は、それらの痛む時間が長くなります。

いずれも強い痛みではありません。

3月半ばから2週間程の期間は、一度症状が悪かったときのように 逆戻りしてしまいました。

その時は、手指が朝の短時間こわばり、足指も少々痛み、股関節にも少し痛みや違和感がでていました。

これは、先生が「症状が良くなっては戻る・・・ということを繰り返しながら回復していく」と

おっしゃっていたような経過の一過程なんだ、と思いました。

それと、腰骨に圧力がかかり 腰痛が起こっていること、

授乳量が多く(2時間おきの授乳で、1日に11回~12回)腎虚になりやすいことも影響しているのではないか、と思っておりました。

息子も生後6ヶ月に入り、4月から離乳食をはじめました。

まだほとんど食べられませんが、月を追うごとに 離乳食をしっかり食べられるようになり、

それに伴い 授乳量も減ってくるので、これからはリウマチも治りやすくなるのではないか。

と思っておりますが、どうなのでしょうか?

質問ですが、痛みやむくみ、肩こり、背中の肩甲骨の際のこりなど、すべて左側の症状がひどいのです。

肩こり、肩甲骨のこりは、仕事を始めた頃から起こるようになり、それ以来ストレスを感じると

すぐ連動してこってしまうようになりました。

左側がこって、息苦しくなるのです。

なぜでしょうか。

リウマチになりやすい体質、性格を治すためには、このような“こり”の起こらないように過ごすことも必要だと感じていますので、“こり”をシグナルにして、全体の健康管理をしていきたいと思います。

これからもよろしくお願いいたします。

〒000-0000 00市0区0000 000 0000 000

0000様へ   (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です。

春は、アレルギー症状の悪化する季節なので、皆さん、3月頃に悪化しているので心配しています。

低空飛行の方は、季節の影響を受けると、すぐに墜落するので、とても心理的に不安定になります。

0000様の症状悪化が、少なかったのは、基礎体力があったので、早く漢方が効いたためでしょう。

3月半ばから4月にかけて、 もっと悪化した方がいらっしゃいました。

一般には、寒さや寒暖の差がはげしい天候や、春の花粉の飛ぶ時期に、リウマチ症状は悪化します。

精神的にも、春はおちこむ時なので、リウマチ症状にマイナスなので、皆さんを勇気づけるのが 私の仕事です。

しかし、梅雨時にも、湿気や寒暖の差が大きくて痛みは悪化しやすいので、

結局は早く体の基礎を固めるしかないのです。

悪くなったときも明るく、良くなっているときはドンドン良くしていくのが治すコツです。

(有)文隣堂あつみ薬局 薬剤師 渥美

0000様

先生のおっしゃるように、早く治すコツは「明るく、悩まず。」と心得ております。

その日その日の症状に、気を取られることなく、

1ヶ月単位でとらえ、また症状の重かった時のことを思い出し、その回復に感謝する日々です。

ストレスとうまく付き合えるようになり、物事を冷静に多方面からみる視野を身につけ、

感情をコントロールしながら、楽しく過ごせるようになることが私の目標です。

辛いニュースを見るだけで、辛く感じすぎて、息苦しくなったり、

人の心情を過敏に察して疲れることのある今の私は、明らかにリウマチ体質なんだと思います。

先生のお薬を服用しつつ、しんどい時は、のんびりおおらかに構える心持ちを意識して、

早く完治させたいです。

最近とても調子がいいです。

むくみ以外の症状を感じなくなってきています。

これからもよろしくお願いいたします。

000000

000000様  (有)文隣堂あつみ薬局 渥美です

こんにちは! よくなってきて、なによりです。

暗いニュースを見て、症状の悪化する人は、たくさんいらっしゃいます。

特に、阪神淡路大震災の時は、そのニュースを見ているだけで、さまざまな体調不良を訴える方が たくさんいられました。

不安感や不眠や動悸・頭痛・神経痛の悪化など、多くの患者さんが、私に訴えられました。

人間として、共感する心や察する事はとても大切ですが、

体調の悪化される方には、つらいニュースです。

リウマチの方は、感受性がつよく、物事に一生懸命で、それが価値観の首位を占めています。

悪化して行くのを、とても漢方家として黙ってみていることはできません。同情に堪えません。

春はアレルギーの季節で、リウマチ症状の悪化する方が多いのですが、イラク戦争の暗い悲痛な雰囲気も、悪化の一因かもしれません。

自分を客観的に見られる方は、進歩が早いのでしょう。

病気以外にも漢方的な考え方は 応用できます。

どうぞ、症状の良いときは、すなおによろこび、

悪いときは、良いときのための準備期間ととらえてください。

 お便りありがとうございました。

どうぞお大事に

(有)文隣堂あつみ薬局 薬剤師 渥美

0000様

渥美先生へ

ありがとうございました。

お手数おかけしまして、申し訳ございません。

昨日から、手指に“むくみを感じない”一瞬もでてきました。

経過良好で、感激しています。

毎回、先生のメールの内容にも、とても励まされ、元気がでてきます。

これからもよろしくお願い致します。

000000子

0000様より

渥美先生こんばんは。

27日にいただいたメール嬉しかったです。

先生の目からみても、「もうそろそろ大丈夫」ということですね。

自分でできる健康生活の、ご指導までしていただき、ありがとうございます。

ついに!という感じです。

今日は、あいにく手指にムクミとわずかな痛みがあったのですが、こんな日は数えるほどです。

祖母があれだけ苦しんだものが1年以内に治るとは。

先生とインターネット、主人のおかげです。

私は幸いにも初期症状でした。

年齢も若い方でした。

パソコンを使うことができました。

メール報告では、どの情報が先生にとって必要なものだかは全く分りませんでしたので、

箇条書きで思いつくだけ書くようにしました。

先生がその限られた情報を最大限に生かして処方してくださり、重ねて文章でのフォローもしてく

ださりました。

よくぞ突然にメールを送りつけてきた見えない相手にここまでしてくださる、と感激しております。

先生に対する感謝の気持ちを、完全に治ってみせることで表せたら良いな、と思っておりましたら

どんどんと良くなってきました。

症状の説明の不得手な方、HP掲載内容を自分に照らし合わせることが困難な方、日常生活でフォ

ローしてくれるパートナーのいない方は、良くなるのに時間がかかってしまうかもしれませんが、

良くなると信じるだけでも 随分違うような気がします。

多くの方に、よくなる希望を持ってもらえたらいいと思っております。

 あつみ薬局のリウマチのホームページ

https://rheumati.com/

http://www.asahi-net.or.jp/~pf4m-atm/