桂枝芍薬知母湯の口訣集

桂枝芍薬知母湯の口訣集 2026/8/10

桂枝芍薬知母湯・桂芍知母湯:金匱要略:袪風勝湿・清熱止痛:

桂枝3 白芍3 防風3 白朮4 知母3 附子1(先煮) 麻黄3 炙甘草2 生姜3:関節局部に発赤・熱感・疼痛があり全身的には冷え、熱証のない寒熱挟雑に。

桂芍知母湯:風寒湿痺・「内欝火熱」:寒湿痺と「局所の熱感と発赤」を呈するものに適応。全身の関節腫痛と局所関節の炎症、下肢の浮腫と力が入らないので、「鶴膝風」、全身の痩せ、めまい、息切れ、悪心となる。

桂芍知母湯の病機:

「風邪と湿邪が結合して停滞」しているので四肢関節は疼痛し、

「気血不足」で痩せ・めまい・息切れが生じている。

「湿邪は重濁で下にたまる」ので下肢が腫れ、力が入らない。

「湿邪が中焦の阻滞」しているので悪心がある。

桂芍知母湯の構成:

桂枝:袪風活血

芍薬:和営清熱

桂枝+芍薬:営衛を調和し血脈を通暢する。

麻黄・附子・防風・白朮・生姜:辛温散寒・袪風勝湿。

知母:清熱。

甘草:諸薬を調和する。

金匱要略の桂芍知母湯は中風歴節病脉証并治に「諸肢節疼痛し、身体は痩せ、脚腫れて脱するが如く、頭眩短気し、温温ウンウンとして吐さんと欲するは、桂枝芍薬知母湯これを主る」とある。

桂枝芍薬知母湯:桂枝3 白芍3 防風3 白朮4 知母3 附子1(先煮) 麻黄3 炙甘草2 生姜3:関節に発赤・熱感・疼痛があり、全身的には熱証のない寒熱挟雑に適応・桂枝芍薬知母湯。

桂芍知母湯:寒湿痺と「局所の熱感と発赤」を呈するものに適応。

677:桂枝芍薬知母湯と大防風湯:桂枝芍薬知母湯は附子の量が多く、

変形したリウマチに使う。大防風湯もリウマチに使う。

桂枝芍薬知母湯は部位が固定しており、

大防風湯は痛む部位が移動する。

大防風湯:和剤局方:袪風湿・散寒・補気血・益肝腎・活血止痛:

気血両虚・肝腎不足の風寒湿痺:四物湯+人参 白朮 甘草 黄耆 生姜 大棗 杜仲 牛膝 防風 羗活 附子:大病後の起立歩行困難に。

大防風湯:袪風湿・散寒・補気血・益肝腎・活血止痛:肝腎不足:

当帰3 芍薬3 川芎2 熟地黄3 人参1.5 白朮3 甘草1.5 黄耆 乾姜1 大棗1.5 杜仲3 牛膝1.5 防風3 羗活1.5 附子1。

桂枝芍薬知母湯・桂芍知母湯:金匱要略:袪風勝湿・清熱止痛:桂枝3 白芍3 防風3 白朮4 知母3 附子1(先煮) 麻黄3 炙甘草2 生姜3:関節に発赤・熱感・疼痛があり全身的には熱証のない寒熱挟雑に。

桂枝芍薬知母湯:風寒湿痺を病み、鬱して加熱し、関節が赤く腫れて疼痛し、但ただし風寒湿邪がまだ存する者を治す:桂枝3 芍薬3 知母3 防風3 生姜3 麻黄3 朮4 甘草1.5  附子1g。

桂芍知母湯は、患部の関節だけが腫れて変形し熱をもっているが、周囲の皮膚は冷たいという場合に使う。

48.桂枝芍薬知母湯と大防風湯は、慢性関節リウマチによく用いられる。その証の鑑別は難しいので、桂枝芍薬知母湯をしばらく用いて効がないときは、大防風湯を用いてみるとよい。

独活寄生湯は熱邪による痛みなど患部を触って熱い人にはあまりむきません。体が冷えていて患部だけ熱い痹証には桂芍知母湯を使います。

独活寄生湯:千金方:袪風湿・散寒・補気血・益肝腎・活血止痛:

独活2 防風2 桑寄生4 秦艽3 杜仲3 熟地黄5 白芍4 当帰3 牛膝3 川芎2 茯苓3 党参3 細辛1 肉桂0.5(沖服) 炙甘草1。

48.関節炎の20歳の膝痛の未婚の女性(桂枝芍薬知母湯)「漢方診療三十年」大塚敬節

47.慢性関節リウマチの62歳の男子(桂枝芍薬知母湯)「漢方診療三十年」大塚敬節

患部だけ熱をもち腫れていて体質は冷え症の場合は桂芍知母湯を使う。

桂芍知母湯は患部の関節だけが腫れて変形し熱をもっているが周囲の皮膚は冷たいという場合に使う。

サンワロンT(桂枝芍薬知母湯)900錠¥13500(14500)